こんにちは。
6月の世界遺産単発レッスンではspaghetti poveriスパゲッティ ポーヴェリを作ります。
この一皿はミラノのトラットリアで食べたお料理です。アンチョビのしょっぱさとタジャスカ種の繊細な食感とお味、カリカリパン粉がアクセント♪ツルンと口に入ってしまう乳化されたスパゲッティが止まらないおいしさです(笑)
そもそも、スパゲッティ ポーヴェリとはどんな意味なんでしょうか?
ポーヴェリとはイタリア語で「貧しいとか乏しい」という意味があります。なのでこのスパゲッティは多くの材料を使わずにシンプルに作ります。
貧しいスパゲッティ?、少ない材料って何だかちょっと・・・って気持ちになりますよね(笑)しかも、上にかかってるのがパルメザンチーズじゃないじゃん!みたいな(笑)ちょっと待って!
切る手間も少なく、ちょっといいシンプルな材料でとびっきりおいしいパスタが出来上がっちゃいます♪
そもそも、イタリア料理はpiatto poveroピアット ポーヴェロが基本です。ピアット ポーヴェロとは「貧しい食事」という意味です。昔からその土地に住んでいる人が生きるために知恵を絞って作り出したお料理です。
スパゲッティ ポーヴェリにはアンチョビやtaggiascaタジャスカ種(オリーブの実)という北イタリアの特産が入ってます。
タジャスカ種とは高級なオリーブの実の品種です。リグーリア州のリビエラ海岸西、フランスに近い場所、taggiaタッジャという場所が産地です。タッジャでは良質なタジャスカ種のオリーブオイルが作られています。特徴はフルーティーで辛みや苦みが少なくデリケートな味わいです。リビエラ海岸が広がり魚介料理を食べる海の街にはぴったりなオリーブオイルですね。
そう言えば、昨年、リグーリア州で買ってきたタジャスカの塩漬けはもうとっくに生徒さんと食べちゃったけど、果肉がやわらかくておいしかったな♪実が小粒で果肉が柔らかいのが特徴です。リグーリア州ではタジャスカ種の種が抜いてあったり、また種ありの瓶詰めが売ってます。ペースト状もありますよ。
アンチョビのしょっぱさやカリカリのパン粉との絶妙なハーモニー♪材料を切る手間などもあまりない、このパスタは会社で疲れて帰ってきても食べたくなる一皿です。パスタ初心者の方にもおすすめです♪今日は冷えた白ワインと共にスパゲッティ ポーヴェリにしょうかな♪(笑)
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今後のレッスンについて
【6月の世界遺産単発レッスン 小平市】ご予約受付中♪

【6/12 六本木】オペラとピアノを聴きながら イタリア地方料理のランチ付き♪ ←満席 ※今後はキャンセル待ちになります。

【6/23日 北参道】おとなじかんプレミアム料理教室 ご予約受付中♪

【4月~9月のぷるぷる美肌 魚介6ヶ月コース 小平市】ご予約受付中♪ ※途中入会可

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