手打ち生パスタ作りのコツ②では生地の捏ね方についてお話させて頂きたいと思います。
手打ち生パスタ作りのコツに捏ね方も関係あるの?って思われる方もいらっしゃると思います。捏ね方は優しく捏ねるのと力を加えながら捏ねるやり方がありますが力を加えながら作って頂く作り方でご紹介させて頂きたいと思います。
手打ち生パスタの捏ね方がわからない!
失敗していた手打ち生パスタ
私は昔、イタリアで手打ち生パスタを習う前に本を見ながら自力で作りましたがなかなか難しかったです(汗)
手打ちパスタの捏ね方
かんたんにできる手打ちパスタ生地の捏ね方
手打ちパスタ生地を作るには粉に水分が入って手で捏ねながらまとめていきます。
私のレッスンでは北イタリアの手打ちパスタ2人前には小麦粉100gに卵M1つと水を小さじ1~大さじ1程度入れて作ります。因みにイタリアは1人前の量です(笑)
小麦粉は強力粉と薄力粉を混ぜて作ってますが今回は強力粉100gだけで作ります。
強力粉の代わりに薄力粉100gでもOKです。強力粉と薄力粉を混ぜても混ぜなくても100gにして頂けたらOKです。
手打ちパスタを作る時は粉に対しての水分量が大切です。粉2:水分1で作ります。
今回は作りやすい捏ね方でお伝え致します。
1.全卵M1個と水大さじ2/3を混ぜ合わせる。
2.小さいボールに小麦粉100gを入れて中央に穴を開けて1を全て入れる。
3.フォークで少しずつ小麦粉を崩しながら卵と混ぜ合わせる。
4,全卵が粉と混ざってそぼろ状なってきたら手で生地をつかんだり押したりして生地をまとめて1つの塊にする。
※余分な粉が出たら無理に生地に入れない。粉が多く余ったら少量の水を足してまとめ、小さな生地を作って元の塊に埋め込む。
5.まな板や台、綺麗なテーブルの上などに生地を置く。手のひらの下の方で生地を捏ねる。いろいろな方向からまた、回転させたりしながら斜め下に向かって体重をかけて押すように捏ねます。
Youtubeに失敗しない!手打ち生パスタ 生地の作り方をUPさせて頂いてます。よろしかったらご覧下さい。チャンネル登録をして頂けたら嬉しいです。
ぼそぼそしない・まとまらないがなくなる失敗しない手打ちパスタの捏ね方とは?
捏ねていくといつまで経っても生地がぼそぼそして柔らかくならない事もあります。まとまらなく固くなっている場合もあります。そういうときは手に水をつけて捏ねます。生地が柔らかくなるまで手に水をつけて捏ねるを繰り返します。時間が経っても生地が柔らかくならない場合は多めに水をつけて捏ねて見て下さい。初めはベタついてもしばらく捏ねると生地が水分を吸ってベタつきも収まり柔らかくなります。
また、霧吹きで水をかけながら水分を調節しながら捏ねて頂く事もおすすめです。
逆にいつまで経っても生地がべとべとしている場合は水分が多いので少量ずつ打ち粉をしながらべとべとしなくなるまで捏ねて下さい。
一度にたくさんの打ち粉をしてしまうとまた、今度は固い生地が出来上がってしまう場合もあるので少量ずつで様子を見ながら打ち粉を振りましょう。
もう、一つ大切な事があります。途中まで捏ねて後で捏ねるのは止めましょう。
手打ちパスタを捏ね始めたら途中で止めないで捏ね終わりまでがんばりましょう(笑)というのは手打ちパスタ作る工程で小麦粉に水分を入れて力を加えると弾力や粘り気のあるグルテンができます。
一度、捏ねるとグルテンが出来てしまうのでまた、時間を置いてから再び捏ねるととても捏ねずらくなります。ご注意下さい。
手打ちパスタと湿気や乾燥
手打ちパスタは粉と水分を同じ分量で量っても湿気が多い日や乾燥した日では出来上がりが変わります。少しの水分量や粉の量によっても生地の状態が変わります。
柔らかすぎた時や固すぎた時は是非、水分や打ち粉で調節をしながら作ってみて下さい。
捏ね時間
生地が塊になって捏ね初めてから5分~10分位捏ねます。生地が耳たぶ位の固さで表面もなめらかになっていたら出来上がりです。
手打ち生パスタの捏ね方のまとめ
手打ちパスタの基本は粉2:水分1で作ります。粉に水分を混ぜる時はフォークや手を使って最初はかき混ぜるように混ぜ合わせて大きなそぼろ状になったらつかんだり押したりしながら1つの塊にします。
手の平の下の方で斜め下に向かって体重をかけて押すように捏ねます。生地は一定方向に捏ねて生地の表面は常にに綺麗になっているようにしましょう。
生地が固すぎたら手の平に水をつけながら捏ねます。生地が柔らかすぎたら打ち粉をしながら捏ねます。
「手打ちパスタと家庭料理のオンラインレッスン」はこちらから
【LINE友達登録】
よろしかったらLINE友達登録をお願いいたします。スタンプを送って下さい。
お好きなイタリアンレシピをプレゼントさせて頂きます。
QRコードを添付させて頂きました。
コメント