やっと届きました。月刊専門料理8月号 今月はイタリアの郷土料理がテーマなのでとっても楽しみにしてました。
イタリアの郷土料理って何だろう?地方料理や郷土料理にご興味をお持ちの方は勉強になるかと思います。
中にはイタリアのレストランで働かれて生活されてたシェフのお料理がたくさん載ってます。郷土料理のお話しだけではなく、その土地の歴史や食文化のお話しが添えられています。また、イタリア現地でのレストラン時代のエピソードなどがあったりします。
お料理について解説してくださっているとただ、お腹を満たすものだけではなくどういうものなのかとより大切に考えるようになります。
シャコを使ったお料理も掲載されていて、リボルノのレストラン研修時代にカチュッコという郷土料理を作る時にシェフが入れていたなと懐かしくなりました。めちゃめちゃ、いい旨味が出て美味しい食材です。現地では見かける食材でしたがスーパーでは見かけない食材なので遠ざかってしまってました。
また、創造性に富んだモダンなお料理を作られるシェフのお料理もため息が出そうな位美しいです。しかし、ベースにはやはり食べ慣れた郷土料理があるようです。
シェフ達のご自身の考えるお料理に対してそれぞれの熱い想いで作られているモダンなイタリアン。今まではレストランを選ぶ時に各州の郷土料理が基本でしたが郷土料理が根本にあるクリエイティブなお料理も食べたくなりました。
レシピも載っているお料理もあります。イタリア南部や中部、北部に分けての食材の解説やイタリア料理が誕生した考え方などもわかります。
イタリア料理のマニアックなお話しがお好きな方は楽しいかなと思います。私も学ばせていただきたいと思います。
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