痛んだ梅捨てちゃう? 梅干になれなかった梅の話 紫錦梅についてお話しさせていただきたいと思います。
皆さんは梅干しを作ったことがありますか?
まとめて1キロとか2キロ梅干しを買うと、どうしても中には傷がある梅がいくつか含まれている事があります。
しかし、梅干しを作る時には傷のある梅は使いません。なぜなら痛んだ部分から雑菌が入る可能性があるからです。雑菌が入るとカビてしまいせっかくの梅が台無しになってしまいます。
ではその梅は一体どこに言っちゃってるんでしょうか?もったいないことに捨てちゃう方もいらっしゃるんじゃないかなぁと思います。
私も梅干しを作り始めた頃は傷があった梅は捨てちゃうしたこともあったと思います。今、思えばとっても後悔です(涙)この作り方を早く知っていたら(笑)
家の場合は梅ジャムとかにしてもそんなにたくさん食べられないので、本当に傷の梅は梅干しにはなれないのだろうか?と調べてみました。そして行き着いたのが紫錦梅です。「しきんばい」と言います。傷んだ梅を梅干しと同じように漬けた物です。
今年は紫錦梅というものを作ってみました♪
うちの郷土料理サイトを参考にして書かせて頂いてます。
日本3大庭園の1つ、水戸の偕楽園を作った水戸藩徳川家9代藩主徳川成章によって紫錦梅が考案されました。
紫錦梅は痛んだ梅で作ります。
作り方は傷んだ梅のところを切り取り種を取り除きます。
後は梅干しと同じように塩漬けをしました。
赤紫蘇の時期が来るまで待ち、赤紫蘇が来たら梅干しと同じように一緒に漬け込みます。
出来上がりは種子がないのでとても食べやすいです。今は大量にあるので梅干しより食べてるかも知れません♪
また赤しそを入れると鮮やかな紫色になりますので見た目も華やかです♪紫色がお料理に入るととてもおしゃれに見えます。赤紫蘇の塩漬けも発酵食品です。
どのように紫錦梅を料理に使うのかというと梅干しと同じように使っていただけます。
パスタや納豆和え、海苔巻きご飯に混ぜてもおいしいいです♪
紫錦梅は確かに梅干しにはなれなかったのですが(涙)種がない分使い幅も多く扱いやすいです。
さらにペースト状にしたい場合はすり鉢ですります。
ペースト状にした紫錦梅は梅の調味料になります。ソースやドレッシングにも活用できそうですね
Youtubeで痛んだ梅捨てちゃう? 梅干になれなかった梅の活用 紫錦梅についてお話させて頂いてます。よろしかったらご覧下さい♪
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