何年か前に一緒にマクロビオティックを習っていた方と偶然お会いしました。その方をAさんとしますね。
Aさんとはもう何年も会っていなく、すごく久しぶりだったのですが、深刻そうに私にこう話してくれました。
「家でお子さんにお肉を食べさせてますか?」と。
久しぶりに偶然、お会いしてお肉を食べてるかどうか?と聞かれた事に少し驚いてしまいました。
悩んでらっしゃるのかなと思いました。
私は「お家でもお肉食べてますよ。」と話しました。
マクロビオティックのお料理は大好きお家でも作ってました。しかし、お肉を食べちゃダメではありませんから、お肉も食べさせてました。
すると、Aさんは「息子が中学生なんだけど、家ではほとんど肉を食べさせてません。でも、子供が肉を食べたがっているです。お肉を食べさせても大丈夫でしょうか?」とおっしゃってました。
近くにそのお子さん息子さんがいらしたのですが、痩せていて。思春期だったのかな。話の内容も内容なので静かに佇んでらっしゃいました。
私は息子さんに、「お肉食べたいよね。」と伺うと「うん。」とうなずいてくれました。確かこんなやりとりがあったかと思います。
食事について、いろいろなお考えの方がいらっしゃるかと思います。
私としては「食べさせてあげて大丈夫ですよ。必要な栄養ですよ。」というような事をお伝えしたかと思います。
なぜそうお伝えしたかと言うと、息子さんは食べたそうだったからです。そして、お肉も必要な栄養です。
お母さんもそういうことで悩む必要がないし、息子さんも肉も食べられたらハッピーになりますね。
お母さんが未来の自分や家族にとって、健康にいい食事。病気の予防になると信じている食事でも、家族が他の料理も食べたい時はそこも尊重してあげるのも大切かなと思っています。
お互い悩みながらマクロビオティックのお料理を食べていてもいい方向には進まないと思うからです。
子供の頃に食べさせて貰えなかったから、大人になって爆破してしまい。添加物や食のバランス関係なく欲望の赴くままに食べてしまっては元も子もありませんね。
マクロビオティックは調和のお料理なので原点からも逸れてしまっている気がします。
健康の為に食事の内容ももちろんとてもとても大切です。だけど、心も食べる物と同じ位、大切です。
マクロビオティックは調和のお料理だからこそ、健康な人はハッピーな気持ちで皆んなが楽しく食べて頂ける事が一番かと思います。
お肉は確かに酸性でで血を汚すという考えもあります。しかし、良質な動物性タンパク質も取れます。ビタミン、鉄分なども入ってます。
なのでマクロビオティックでは食べる時は野菜を多めにしたりとか。また、酸味のあるものを合わせて調和させようとかやり方はいろいろあります。
普段、お家で自然に寄り添った食事をしていたら心配しすぎなくても大丈夫だと思っています。
そして、何より肉って元気が出るんです(笑)
先日、私はプロフィール写真を撮ってくれた友人とステーキ屋に行った時の写真です。友人がお肉が好きなのでステーキ屋さんに行きました。私も美味しく頂きました。
食材にはプラスもマイナスも両方あります。これは人と同じですね。だから、食だったらマイナス要素をどう安全に食べられるかなと考えて頂くといいかなと思います。
私達は食を通して動物からも命を頂いてます。食肉があるという事は必要な人には必要と考えられます。私達の命を繋いでくれている動物の命、だから感謝して食べることが大切ですね。
家族を思うからこそ、一生懸命にマクロビオティックを続けられる事は素敵な事です。しかし、不調和がある時は一度、立ち止まって考えられるのも大切かもしれません。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
新講座 マクロ美イタリアン6ヶ月コース
こちらから
