こんにちは。
ジェノバ旅行記、しばらくストップしてしまいましたが続きです。
ジェノバには1780年創業の老舗砂糖菓子店、ピエトロ・ロマネンゴがあります。ヨーロッパ最古の砂糖菓子店とも言われています。
伝統的で赴きのあるお店です。
パルマやガリア(現在のフランス・ベルギー・スイスおよびオランダとドイツの一部)の公爵夫人やオペラ作曲家のジュゼッペ・ヴェルディなどに愛されたお菓子です。ジュゼッペ・ヴェルディはミラノのスカラ座に文献を残しています。
お店の佇まいは優雅で重厚感があります。店内には幸せな甘~い香りが広がり、まるで食べる宝石箱、もう帰りたくない(笑)
素材にこだわり、作る手間暇を惜しまない職人魂の結晶ですね♪店員さんがお菓子について説明して下さり、試食をさせて頂きました。このゴロゴロとした贅沢なフルッタカンディータが本当に素敵です♪
左はドラジェミックス(ナッツ類やシナモン、砂糖漬菓子を砂糖でコーティング)
カリッとした食感とふわっと広がる甘さがお口の中に広がります。「今、食べているのは何でしょう?」と質問されて答えるやりとりも楽しいです(笑)
左から2番目はフルッタ・カンディータ
ジェノヴァは港町だったため、航海に行く漁師達にフルーツを持たせたくて考え出されたフルーツの砂糖漬です。
左から3番目はシュガー・ボンボン
シュガー・ボンボン砂糖でコーティングされてる中にシロップが入っているのでとても繊細でエレガントなお菓子です。
どこまででも続くお味見、1年分の高級菓子を頂いたかのようです(笑)途中で塩味の物を食べてたら全て平らげてしまいそうでした(汗)
注いで下さってるのはバラのシロップです。一口飲んだらテンションが天まで昇ってしまいます。一揆に中世の貴婦人になったようです。昔からの素敵なクラシックな店内にいると気分だけは近づくのか娘もノンナ(おばあちゃん)も私もちょっぴりおしとやかになりました(笑)、、、ホントかな(笑)!?
包装もしっかりとしたペーパーで丁寧にかわいくしてくれます。
伝統的で気持ちをお上品にしてくれる、そんな砂糖菓子でした。親切に長い間、説明して下さり感謝しております。
続く
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