昔、トスカーナに滞在していた時にセージはとてもよく使うハーブでした。
アリスタという肉料理やチキンにも使ったりと、香りが強いので特に肉料理に使います。ソーセージのセージは葉を使うので名前がつきました。因みにソーというのは牝豚の事を言います。
レストラン研修でもよく使ってました。
あるとき、シェフが前の畑から「セージを取ってきてくれ」というので畑に入ってセージの葉を摘んでいると知らないイタリア人が来て「家の畑のセージをとらないでくれよ、スーパーに行けば売ってるからさ~。前にも言ってるんだよ取らないでくれって。」と言うのです。
とてもいい人そうなイタリア人で私は申し訳ないのと恥ずかしいのと複雑な気持ちになりました。
てっきりシェフの畑だと思っていたので、「人の畑じゃん!」とめちゃくちゃ怒ってシェフの元へ帰った記憶があります(笑)今、思い返すと笑い話になりそうですが当時はたまったもんじゃありませんでした。
そんな思い出もあるセージはこの時季、よくフリットにして頂きます。セージの香りがよくパリパリの食感でつい手が伸びてしまいます(笑)家の娘はポテトチップスより好きみたいです♪
冷やしたスパークリングワインや白ワインがあったら最高です♪
小麦粉は薄力粉でも強力粉でも結構です。炭酸水を使うとふわっとした衣になります。
先日、お庭のハーブもいろいろと揚げてみました。セージとローズマリー、オレガノ、フェンネルです。ちょっとした実験です♪
私にとってどれが1番おいしかったかと言うとやはりセージでした(笑)しかし、オレガノとフェンネルも中々、OKです。
でも、ローズマリーは葉の主張が強すぎてフリットには抵抗がありました。今はバジルやイタリアンパセリ、ミントなども大きくなってるので梅雨明け前にもう一度、ハーブのフリット食べ比べをもっと真面目にやってみたいと思います♪
【セージのフリット レシピあり】
セージのフリット 20枚分
セージの葉 20枚
小麦粉 20g
炭酸水 20〜30ml
塩 適量
揚げ油 適量
1.小麦粉に炭酸水を入れて混ぜる。
2.セージの葉を1の衣に付ける。
3.小さいフライパンに少量の油を入れて揚げる。
4.塩を振ったら出来上がり。
是非、ご家庭で作っていただけたら嬉しいです。
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