10月米粉で作るシチリア菓子 ジェノヴェーゼを作ります ジェノヴェーゼってバジルのペーストじゃないの！？というお話しです。
米粉でイタリアの焼き菓子を作ってみたいなとか、米粉の焼き菓子の生地が上手くできませんという方もいらっしゃるかもしれません。
私は昔、米粉の性質を知るまでは米粉でお菓子を作るのが難しいんじゃないかなと思ってました。しかし、イタリアの焼き菓子もかんたんにできるので、どんどん作るのが楽しくなってきました。
変な言い方かもしれませんが、小麦粉で代用して米粉でも作ってもイタリアがそこにあると感じるお菓子が作れるからです（笑）
今月のジェノヴェーゼもイタリアを懐かしんで自分でたくさん食べてます（笑）
ジェノヴェーゼというと緑色のバジルのペーストのパスタを想像される方もいらしゃるかと思います。それもジェノヴェーゼなのですが、今回はシチリア島の焼き菓子のジェノヴェーゼを作ります。
ジェノヴェーゼは「ジェノヴァ風」という意味になります。なぜ、シチリア島でジェノヴェーゼという名前がつけられたのか気になりますね。諸説あるようです。
ジェノヴェーゼはシチリア西武にある中世の街、エリチェのお菓子です。エリチェは中世の城壁や石畳の路地、歴史的な教会などがある人気の観光の街です。
エリチェの近くにトラパーにという港湾都市があります。
有力なのは昔、シチリア島のトラパー二とリグーリア州のジェノバという港町の交易が盛んでした。その時に定期的にトラパーニに来ていた船員がいました。その船員の帽子の形に似ていたからという由来があります。
船員の帽子の形に似ていたからという理由がイタリアらしいなと思います♪
生地はセモリナ粉の代わりに米粉を使います。中にはカスタードクリームを入れました。シチリアでは他にミルククリームやリコッタチーズなどを入れて作られます。どれを選んでもおいしそうです（笑）
生地と生地でカスタードを挟んで焼いてます。
生地の食感はサクサクとしっとり柔らかめです。カスタードクリームをたっぷりと入れて頂きます。ボリュームがある焼き菓子もイタリアらしくて好きです♪
イタリアの焼き菓子は１つが大きいです。その為、見た目からも嬉しくなっちゃうんです（笑）
シチリア島のお菓子はイタリアの中でも目が飛び出てしまうくらい（笑）甘いですが、甘さは控えめです。
10月米粉で作るシチリア菓子 ジェノヴェーゼを作ります。バジルのペーストは入りませんのでご安心ください（笑）
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