イタリアンレストランで豆料理を食べた事がある方もいらっしゃるかもしれないですね。
スープに入っていたり、豆を煮込んで食べることもあります。イタリアではどのような豆の種類が食べられるのかしら?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
日本もたくさんの豆の種類がありますが、昔はイタリアにもこんなにたくさんの豆料理があるとは知らなかったです。
中部のトスカーナ州など地方によっては豆をよく食べる所もあります。食糧不足の飢餓の時代では豆は貴重なタンパク源でした。
イタリアでよく食べられている豆の種類があります。
ひよこ豆
ひよこ豆はスープに入れたり、パスタのソースにして食べます。
ペースト状にしてパンなどに塗って食べる事もあります。昔、サルデーニャ島にホームステイさせてもらっていた時にひよこ豆のオーブン焼きをいただきました。少しスパイシーでおつまみになりました。豆はアイディア次第で美味しいお料理が出来上がるなと驚きました。
リグーリア州ではひよこ豆を粉にして料理に使われています。カラブリア州の市場では生のひよこ豆が売られていました。レアケースだと思うのですが新鮮な物は生でも食べられるようです。
インゲン豆
トスカーナ州では白いインゲン豆が食べられます。北部に行くとボルロッティという赤茶っぽいインゲン豆が食べられます。
トスカーナでは白いインゲン豆を茹でてパーネトスカーナというパンの上に乗せてオリーブオイルと一緒にいただきます。シンプルなお料理がご馳走になるから不思議です。この魅力を知ってしまうとイタリア料理が大好きになってしまいます(笑)
お料理のコントルノ(付け合わせ)にも食べられています。
レンズ豆
レンズ豆はメガネレンズの形をしているので名付けられました。
古代ローマ時代から食べられている豆です。イタリアでは新年を迎える時にレンズ豆を食べるとお金持ちになるといわれる縁起のいい豆になります。形がコインに似ているからだそうです。
空豆
今、ちょうど生の空豆がスーパーに並んでます。ローマでは生の空豆をペコリーノチーズという羊のミルクのチーズと合わせて頂く食べ方もあります。
また、日本ではあまり馴染みがないのですが、イタリアでは空豆を乾燥した乾燥空豆も食べられます。プーリア州では乾燥空豆を茹でてペースト状にしてお野菜と一緒に食べます。
イタリアで食べられている豆の種類は日本でも買う事ができる豆が多いですね。
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