ホワイトアスパラレッスン風景 イタリア流で余すとこなく食べ尽くすというお話です。
先日、特別レッスン ホワイトアスパラの料理教室を開きました。
今年もイタリアのヴェネト産のアスパラで作りました。イタリアのホワイトアスパラは今が旬です。主に北イタリアで作られています。
ご参加くださった生徒さんはホワイトアスパラってマヨネーズでしか食べた事ない。とか、瓶詰めのホワイトアスパラを食べた事がある。また、北海道産のホワイトアスパラを食べてます。という方もいらっしゃいました。
ヴェネト産の太くて立派なホワイトアスパラには凄いですね〜と気持ちあがってらっしゃいました(笑)
日本のホワイトアスパラと比べるとイタリア産は太さがあります。また、皮も筋っぽくて硬めだと思います。
ずっしりとした、その貫禄はメイン級の存在!
だから、ホワイトアスパラは他のいろいろな食材を入れなくてもいいんです。味や香り、見た目もそれだけで食べる人を虜にしちゃう、魔性の女ならず魔性のお野菜だなと思います(笑)
周りは硬くて、太くて。でも調理すると、中はとびっきり柔らかく美味しいなんて、なんかずるい野菜ですね(笑)
さて、今年もホワイトアスパラをお招きしてレッスンスタートです♪
生徒さんは自分の手と比べて写真を撮ってました。かわいい(笑)
前菜はホワイトアスパラのバッサーノ風です。ホワイトアスパラの皮をむいて、30分塩茹でします。30分茹でると柔らかく甘く、とっても美味しくなります。
昔、イタリアでのレッスンで、初めてみた時、ホワイトアスパラってこんなに長く茹でるのと驚いたのもです。でも、イタリア産のホワイトアスパラはこのくらいが一番美味しくなります。
卵はお皿の上でお好みでご自分で味付けをします♪
卵ソースをたっぷりとホワイトアスパラにつけていただきます。みなさん、美味しい〜とおっしゃってくださりよかったです♪
こちらはホワイトアスパラのリゾットです♪リゾットのブロード(西洋出汁)にはホワイトアスパラの皮を使います。一物全体で食材の全てを余すとこなく使います。食材の全てをいただくことにより私たちの体にバランスよく働きかけてくれます。
余ったホワイトアスパラのブロードはクリアースープにもなります。
鶏レバーのヴェネチア風は仔牛レバーの代わりに鶏肉のレバーで作りました。レバーがご馳走になるお料理をお家でも作っていただけたら嬉しいです♪
ヴェネト州の焼き菓子、ザレッティを小麦粉の代わりに米粉とポレンタで作りました。グルテンフリーの焼き菓子です。
ほろほろとした食感が美味しいと言っていただけてよかったです♪
という事で、ヴェネト州のホワイトアスパラを余すとこなく頂きました♪
春は上昇のエネルギーです。上に真っ直ぐ、太くのびたホワイトアスパラを食べると元気になりますよ♪
今回もありがとうございました。
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