イタリアンに欠かせないハーブって何ですか? ハーブの種類5選♪ イタリア料理教室 東京都小平市

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 今日はイタリアンに欠かせないハーブって何ですか? ハーブ種類の必須5選♪というお話です。

イタリアではどんなハーブが食べられている?

 イタリアンで使われているハーブには何があるのかな?とかイタリアではどんなハーブが良く使われるのかしら?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

イタリア料理に欠かせないハーブって何ですか?

 イタリア料理のイメージはイタリアンパセリやバジルを思い浮かばれる事もありますね。でも、実際はどんなハーブが食べられるのでしょうか。

ハーブってよくわからない

 昔、イタリア料理留学に行くまではハーブってそんなに使っていなかったかなと思います。カプレーゼにはバジル、パスタにはパセリというのが定番でした。セージやローズマリーの使い方や使う量などさっぱりわかりませんでした。

 しかし、イタリアでは様々なハーブが使われていました。地方によってもその地域の料理には欠かせ無いハーブもありました。ハーブが入るとイタリア料理の味に奥行きが出て豊になるなと思いました。

イタリアンを彩る必須 ハーブの種類5選

イタリアンパセリ

 イタリア料理でイタリアンパセリはよく使われるハーブとしてイメージが強いかと思います。パセリはセリ科で別名をオランダゼリとと言います。地中海沿岸、サルデーニャ島が原産です。日本へは明治初期にオランダから伝わったといわれてますが、実際には江戸時代にオランダゼリという記録があるそうです。

 パセリには抗酸化成分のフラボノイドが含まれていて古代ローマ人は口臭予防として食べていたようです。香草として最初に使ったのはローマ人といわれています。

 日本ではイタリアンパセリよりも縮葉パセリが多く出回ってます。イタリアでは縮葉パセリもありますがイタリアンパセリの方が多く出回っています。

 私としてはイタリアンパセリは香りがよく苦味がマイルドに感じます。縮葉パセリは苦味がイタリアンパセリよりも強いように感じます。

 パセリはとにかく少量でも栄養がたっぷりです。カルシウムやカロテン、ビタミンB群、C、鉄分なども豊富なので是非、食べて頂けたら嬉しいです。よくレストランで飾りに乗っているパセリも消化を促進させてくれるので食べて頂けるといいかなと思います。

バジル

 シソ科で別名バジルコとかスイートバジルとも呼ばれています。インド、アフリカが原産地です。 ハーブを使われる方はバジルも使いやすい食材かなと思います。

 トマトとの相性がいいのでトマトのパスタやマルゲリータピッツァ、カプレーゼなどに使われています。

 爽やかな香りがたまりません(笑)バジリコは「王様の草」とも呼ばれています。バジルはミント系の香もするのが多いかもしれませんが、バジリカータ州のプラという所のバジルはミント系ではなく香りがとても強いです。

 サルデーニャ島のマンマは通常の3、4倍くらいある葉のバジルも育ててました。 

オレガノ

 シソ科でハナハッカ属です。原産地は地中海沿岸東部、ヨーロッパ中南部といわれています。

 昔、南イタリアに料理研修に行ったときにオレガノは道路に普通に生えてたのでちょっと嬉しかった思い出があります。

 オレガノは香や苦味が強めのハーブです。乾燥させるとより風味が強く出るので肉に香をつけたい時や臭みとりとして使いたい時はドライのオレガノがよろしいと思います。また、魚りょうりや野菜料理に香づけしたい場合はフレッシュなオレガノを使うのがおすすめです。

 

タイム

 シソ科イブキジャコウソウ属です。原産地は地中海沿岸、小アジア、南ヨーロッパといわれています。イタリア料理ではタイムも時々つかいます。パスタやピッツァ、肉、魚、野菜に少し入れて使ったり、他のハーブと合わせて入れることもあります。

 私はアクアパッツァなど魚料理と合わせて使う事が多いです。タイムはオリーブオイルに浸して香草オイルとして使っていただけます。カルパッチョや焼いた肉や魚、パスタやリゾット、パンにかけたりするだけで味わいが広がります。

 

フェンネル

 セリ科ウイキョウ属です。原産地は南ヨーロッパで地中海沿岸です。イタリアではフィノッキオと呼ばれ親しまれています。口臭予防や消化促進に効果効能が期待できます。

 フェンネルは甘やかのあるバーブです、食べられる部位もたくさんあります。ハーブは基本的には葉っぱの部分を食べると思われるかもしれませんが実は花や種も食べられるものもあります。

 その中でもフェンネルは特に食べられる部分が多いです。丸い茎の部分や葉、花、種とそれぞれ食べられています。イタリアでは丸い茎の部分はサラダに入れたり、そのままオリーブオイルにつけて食べたり、加熱して食べたりします。葉はとてもマイルドな味わいです。ハーブティーやサラダ、魚のオーブン焼きなどにも使います。そしてカラブリアなど南イタリアではひき肉にフェンネルの種を混ぜて使い甘やかさと爽やかな独特の風味を楽しみます。

 

 イタリアンに欠かせないハーブって何ですか? ハーブの種類5選♪というお話でしたよろしかったらご参考にして頂けたら嬉しいです。

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