前回のブログでイタリアンに欠かせ無いハーブって何ですか?ハーブ2選という内容を書かせて頂きました。今回はPart2として新たに2種類をお伝え致します。
イタリアンを彩る必須Part2 ハーブの種類2選
ローズマリー
シソ科マンネンロウ属で原産地は地中海沿岸、ヨーロッパです。
海岸近くで夜になると夜露がつくような環境でよく育つのでラテン語で「海露」を意味するrosとmarisという単語から由来しているのではないかといわれています。また、ローズマリーの花の色は薄紫や藍色なので海の色を連想させるからという事も考えられているようです。
古代エジプト人はローズマリーを切り取っても中々、枯れないので不死として魔法のハーブと考えられていたようです。
イタリアンではローズマリーは肉料理によく使われます。塩、胡椒したお肉をEVオリーブオイルを入れたフライパンで焼くときにそばにローズマリーを入れて焼くだけでお肉に香りがつきます。肉の臭み消しや香りづけなどに大活躍してくれるます。イタリアでは魚を丸ごと焼くオーブン焼きや青魚料理などにも使われています。
私としてはお肉の付け合わせのじゃがいものオーブン焼きには欠かせ無いハーブです♪書いてたら食べたくなっちゃったので今夜作ろうかな(笑)また、ローズマリーを乗せた米粉フォカッチャもとっても美味しいです。
ハーブの中でもローズマリーは強いので育てやすいです。1つ鉢があるだけでお料理にも使う事ができます。また、ローズマリーは薬効もたくさんありお風呂に入れていただくととってもいい香りなのでよく入浴剤代わりに入れてます。
セージ
シソ科サルビア属で原産地は地中海沿岸です。セージは薬効が強いのでラテン語で「救う」とか「癒す」という意味がある言葉から来ているそうです。それだけ薬効が強いハーブなんですね。それだけに妊婦さんは控えた方がいいと言われているハーブです。
イタリアではセージは肉料理に使われます。ローマのサルティンボッカというお料理には欠かせません。
また、バターとの相性もよくニョッキやラビオリの定番ソースとしてセージバターを合わせます。セージの代わりのハーブが見当たらないくらい相性がバッチリです(笑)
ラビオリ セージバター
そして、紫蘇の葉を天ぷらにするようにイタリアではセージの葉のフリッタがあります。セージに衣を付けて葉を油で揚げてシンプルに塩を振って食べます。家の娘もセージのフリッタは大好きです。しかし、セージはとても薬効が強いハーブなので量を注意して使っています。
今回はイタリアンに欠かせ無いハーブって何ですか?ハーブ2選というお話しでした。よろしかったらご参考にして頂けたら嬉しいです。
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