義祖母が旅立ちました。96歳でした。
夕方、夫から電話があって「おばあちゃんが倒れた。」との連絡でした。肺に水が溜まってもう、話せる状態ではないとの事でした。夫が出勤の日だったので帰って来てから車で病院に向かいました。
夫が帰ってくる間、おばあちゃんにレイキを流しました。できる事をしてあげたかったです。
夜でしたが病院には義理の父や母、義叔父と娘さん、姉、弟が集まりました。病院から大人数なので分かれて面会して下さい。との事でしたので最初に義理の母、姉、義叔父と娘さんが2階のおばあちゃんがいる部屋に向かいました。
そろそろ部屋に入ったかなと思った頃、夫の携帯に「今すぐ、きて」と姉から連絡がありました。
私達も急いで駆けつけると心電図が0に下がった所でした。
看護師さんが家族に「耳は聞こえてるから声をかけてあげて下さい。」とおっしゃったので私はおばあちゃんに「おばあちゃん、ありがとう。」と今までの感謝を伝えました。
義理の母達が入っておばあちゃんに声をかけたら急に心電図が下がったそうです。みんなでおばあちゃんがみんなが来るのを待ってたんだねって話てました。
入院して間もないけれど看護師さん達にもがおばあちゃんは優しい人柄だったと泣いてらっしゃいました。だから、家族がみんなに見守られながら旅立つ事ができたんだと思います。とおっしゃってました。看護師さんが今までたくさんの方を見送らせて頂きましたが中々、家族みんなに見守られながら旅立たれるのは少ないです。との事でした。
そして、「私は経験した事ないけれど、一番苦しまないで旅立たれたと思う。」とおっしゃってたので少し安心しました。
ずっと元気でしたがコロナのタイミングと同じ頃に施設に入り、面会が厳しくなってその頃から会えなくなってしまってました。
おばあちゃんがお家に居た頃は夫と結婚してからそれまで年に2、3度遊びに行かせてもらってました。
義理の母からおばあちゃんは一人だから行ける時に行ってあげてと言われたけど、正直、おばあちゃんが好きだから会いに行ってました。
おばあちゃんはご馳走を作ってくれたり、お話してくれたり本当に楽しかったです。
お料理はちらし寿司、玉ねぎと卵のかきたま汁、こんにゃくやひじきなど色々と煮物もあり、チーズケーキをよく焼いてくれました。夜はお寿司を出してくれたり、ずっとご馳走が続いてました。
優しくて、控えめで品があってユーモアたっぷりな人柄でした。娘も赤ちゃんの時から可愛がってもらっていました。連れてく度に顔を覗き込んで「あら、この子、美人ね〜(笑)」と言ってくれるので、私は決まって「おばあちゃん、そっくりでしょ(笑)」というのが鉄板の会話でした。
お料理も裁縫も、なんでもできたおばあちゃんでした。亡くなってから知ったのですが、昔の師範学校を卒業されてたそうです。学校の話はしてくれてたけど、師範学校だったなんて一言も言ってなかった。かっこ良すぎる(笑)だからなんでもプロ級にできたんだなと思いました。
できればもう一度話したかったけれど。
たくさんたくさん親切にして頂いて感謝の気持ちしかありません。
葬儀も無事に終わりました。
ご冥福をお祈り致します。
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