小麦粉の代りに米粉を使いたいけどどうやって使っていいかわからない?また、米粉の魅力を知り、もっと米粉でいろいろなイタリア料理を作って見たいな~♪とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
8月は愛されおしゃれイタリアンでリグーリア州の四句節に食べられる伝統料理、Pansottiパンソッティを作ります。PansottiパンソッティとかPansotiパンソーティと呼ばれています。愛されおしゃれイタリアンでは小麦粉の代りに米粉で作ります。手打ち米粉パスタです♪
今までもレッスンで手打ち米粉パスタを作りましたが、生徒さんから「私、小麦粉の手打ちパスタよりも米粉の手打ちパスタの方が好きかも♡」と嬉しいご感想も頂きました♪
米粉で作るとツルッとして、もっちもっちに出来上がります。
写真は昔、ジェノバのトラットリアで食べたパンソッティ クルミのソースです。パンソッティは具を包むタイプのパスタです。形は三角形だったり、写真のようにトルテッリーニに似てるような形もあります。愛されおしゃれイタリアンのレッスンでは下記のような伝統的な包み方で作ります。
中の緑色の詰め物が気になりますね。実はパンソッティの中身はPreboggionプレボジョンとうものとリコッタなどのチーズが入ってます。
プレボジョンはリグーリア州特有の物でいろいろな野草を束ねた物が入ってます。
今では中々、揃えられないのでBorragineボラージネとBietoleビエトレで作られたり、他の手に入る野草で作ったりするようです。
ボラージネは私は食べた事がありませんが、日本ではボリジ、もしくはルリジサと呼ばれていて薄紫の花が咲いて味はキュウリに似ているそうです。1度、食べてみたいなと思います。
ビエトレは日本ではフダン草と呼ばれています。もしかしたら、食べたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
こちらのパンソッティはジェノバの港のイータリーの隣のリストランテで頂いたパンソッティです。バターのソースでした。
パンソッティはクルミのソースやバターソースととってもよく合います♪クルミのソースと合わせるのが多そうです。
ジェノバの港です。昔の写真です。今夜もどこかでおいしいパンソッティが食べられてかもしれません(笑)
パンソッティはお肉が入らないのでリグーリア州の復活祭の前の四句節に食べられる伝統料理です。四句節とはキリストの復活祭の46日前の水曜日から復活祭の前日までの期間です。
レッスンでは詰め物にほうれん草を使います。お肉やお魚は入らないのですが穀物やお野菜、ナッツの力強いパワーを感じるお料理です。
クルミのソースがクリーミーで口の中でパンソッティを包みます。
8月は手打ち米粉パスタのパンソッティを作ります♪レッスンでは米粉の一般的な使い方や小麦粉の代りに米粉をどういう風にイタリアンに使うのかなどお伝えしております。
パンソッティのオンラインレッスンはこちらから
https://ilfiore-yuko.com/cucina7
パンソッティの対面レッスンはこちらから
コメント