こんにちは。
イタリア料理教室 IL Fioreの春原由子です。
今日は米粉のぶどうフォカッチャについてお話したいと思います。
その前に小平市は昔から梨の産地ですが、近隣でもぶどうの栽培をしている園もあります。先日は小平の梨とぶどう農園さんからぶどうを買いました。
マクロ美イタリアンのぶどうの米粉フォカッチャの試作に入れてみました。藤稔という品種です。大粒で果肉が柔らかくジューシーです。焼くとぶどうの皮も柔らかく、うっすらと秋色になりました。
まだまだ暑いですが、秋はおいしい物の季節で夏の終わりから秋にかけてのぶどうもおいしくなりますね（笑）
藤稔は新鮮でみずみずしくてとてもおいしかったです。
マクロビオティックには身土不二を大切にしています。身土不二とはその土地で育った食べ物が身体にいいという事です。私の場合でしら小平にいますので小平で育った食べ物が身体に合っていると言うことになります。
それではもし、イタリアに住んでいたらどうなるのでしょうか？日本で生まれ育った和食がいいのでしょうか？それともイタリア料理がいいのでしょうか？
イタリアに住んでる場合はその環境で育った食べ物がいいのでイタリアで育った食べ物で作るイタリア料理がいいという事になります。
トスカーナ州では秋になるとぶどうのスキャッチャータという甘いフォカッチャがあります。トスカーナのスキャッチャータは発酵させて作りますが、今回は発酵なしで出来上がりまでを30分で作ります。
米粉だけで作るとボソボソとした食感になるのですが、他にもある食材を入れてしっとりもっちりとした食感です。
マクロ美イタリアンでは日本の米粉とぶどうを使ってぶどうの米粉フォカッチャを作ります。昔は日本人は農耕民族でお米を食べてましたが、食文化の変化により大分、小麦粉が食べられるようになりました。今ではパンやパスタ、うどんやそうめん、ラーメンなど小麦粉が食生活に定着しているかと思います。
小麦粉はアレルギーになる人も多いです。しかし、米粉は小麦アレルギーに比べてわずかであまりなる人がいません。小麦を摂り過ぎていると感じている方は米粉も日々の食生活に取り入れて頂けると身体も気持ちも楽になりますよ。
Youtubeでぶどうの米粉フォカッチャについて話してます。よろしかったらご覧下さい。
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