８月メニュー　イタリア最古のパスタ　テスタローリ　ジェノヴェーゼソース　米粉で作る手打ちしないパスタ　イタリア料理教室　東京都小平市

８月メニュー　イタリア最古のパスタ　テスタローリ　ジェノヴェーゼソース　米粉で作る手打ちしないパスタについてです。

　今月は古代ローマ時代から食べられているというイタリア最古のパスタ　テスタローリを作ります。トスカーナ州のルニジャーナ地方や隣接した一部のリグーリア州やエミリアロマーニャ州で食べられています。

　テスタローリという名前はテスタと呼ばれる作る鋳鉄の鍋やテラコッタの皿から来ています。家庭ではフライパンで作る事ができます。

　古代ではスペルト小麦で作られていたようですが、近年では一般的には白い小麦粉で作られています。

　作り方も独特です。見た目は手打ちパスタなのですが、手打ちはしないんです（笑）

　では、どのように作るかというとクレープのように混ぜて作ります。生地もクレープよりかもっと厚みがある感じです。それをひし形に切ったり幅の広いフェトチーネ（平たいきしめんのようなパスタ）のように切ります。

　レッスンではひし形に切って作ります。イタリアのテスタローリの生地には小麦粉や水、塩で作られています。レッスンでは小麦粉の代わりに米粉で作ります。

　イタリアでもセリアック病対応レシピとしてグルテンフリーで米粉で作るテスタローリもあるようです。米粉でパスタも代用できるので小麦アレルギーのイタリア人も食べれてよかったです。

　昔、リグーリア州のチンクエテッレで大きなテスタローリを買ってきた事があります。ずっしりとした食べ応えのあるパスタです。

　テスタローリに合わせるソースは伝統的にはジェノヴェーゼや胡桃のソースになります。レッスンではジェノヴェーゼソースを手作りします。ジェノヴェーゼソースはリグーリア州のバジルのソースです。リグーリア州には中にニンニクが入るタイプの物もあれば、パルメザンチーズが入らないタイプのジェノヴェーゼソースもあります。

　今回はパルメザンチーズを入れたいジェノヴェーゼソースを作ります。米粉の甘さで生地が優しい味わいなのでバジルの風味がストレートに味わえるソースとよく合います。そして、米粉で作るのでもっちもっちのパスタになります。手打ちはしないけど混ぜて焼いただけで作れてしまう簡単な生パスタです。仕上げに上に少しパルメザンチーズをかけて頂きます。

　８月メニュー　イタリア最古のパスタ　テスタローリ　ジェノヴェーゼソース　米粉で作る手打ちしないパスタをご一緒に作りませんか？

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