お家でトマトソースを作っても酸味があり、レストランで食べるようなトロッとしたトマトソースが出来ません。とかトマトソースが酸っぱいです。どうしたらいいですか?とお悩みがある方もいらっしゃるかも知れません。
トマトソースは色々なレシピがあるかと思いますが、今日はホールトマト缶を使ったトマトソースについてです。トマトソースはトマトの酸と甘さのバランスが美味しいソースかと思います。しかし、トマトの酸が突出して甘さがあまり感じられないと酸っぱくなります。
トマトソースが酸っぱくなる原因は下記の3つが考えられます。
1 トマトホール缶のトマトソースにクエン酸が入っている。
クエン酸が入っていると酸っぱくなります。トマトホール缶の保存でクエン酸が入ります。なるべく入っていないものを選ばれると酸味も穏やかです。クエン酸が入っていても2と3をご参考にして作っていただくと甘さが出ます。
2 たっぷりのEVオリーブオイルとたくさんの甘さの出る野菜を炒める
甘さの出る野菜はやはり玉ねぎです。しかし、玉ねぎだけでもいいのですがイタリアではソフリットという香味野菜もトマトソースに使います。香味野菜は玉ねぎとニンジン、セロリが主体です。ソフリットには甘さの出る玉ねぎとにんじんがたっぷり入ります。
3 甘さの出る野菜の炒め方と時間
少量でトマトソースを作る場合でも少なくても5分炒めます。それからトマトホール缶を入れると甘さがでます。炒め方は弱火でじっくりです。時間をかけて玉ねぎや香味野菜の甘さを引き出します。
EVオリーブオイルと香味野菜の量ですが例えば2人前のパスタのトマトソースを作る場合、玉ねぎを1/2個でEVオリーブオイルを大さじ3程度使います。最初にEVオリーブオイル半量でじっくり5分炒めたら濾したトマト水煮を入れてさらに5分煮ます。パスタと合わせる時に残りのオリーブオイルを入れてよく混ぜてトロッとしたトマトソースに仕上げます。
野菜の甘さで酸味とのバランスもよく美味しくなります。
トマトソースが酸っぱいです。どうしたらいいですか?という事ですが、たっぷりのEVオリーブオイルでたくさん甘い野菜を入れて、弱火でじっくり炒められると甘さが引き出されて美味しくなります。また、私はあまり使わないのですが砂糖や蜂蜜をほんの少し入れて甘さを足すことも出来ます。
是非、お家でもお試しいただけたら嬉しいです。
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