バッカラのヴィチェンツァ風 とうもろこし粉のポレンタで作る冬に食べたくなる料理 イタリア料理教室 東京都小平市

未分類

 バッカラのヴィチェンツァ風 とうもろこし粉のポレンタで作る冬に食べたくなる料理というお話です。

 ヴェネト州のヴィチェンツァという街の伝統料理です。バッカラとは鱈の塩漬けの事ですが、ヴェネトではタラを塩漬けしてから乾燥した棒タラ、ストッカフィッソの事を言います。

 ストッカフィッソを食べるには1週間位、毎日、水を換えながら戻す必要があります。しかも、戻した水からは結構な臭いが出ると聞いた事があります。ということで水で食べられる状態に戻すだけでも大変、手間暇がかかるお料理です。

 昔、バッカラはイタリアの料理学校でも使っていたけど戻してくれてたのだったので本当に助かってたなと思います。バッカラは肉厚で食べ応えがあります。

 また、作り方は水で戻したストッカフィッソを牛乳などを入れて4時間位煮込みます。牛乳で煮込む事でストカッフィッソの臭いを抑えられるんですね。口に入るまでに時間がかかる〜。

 前回のレッスンで作りましたが、かんたんにできるようにスーパーで入手しやすい塩タラで作りました。塩タラだとタラの生臭さも殆どなく、時間が大分、短縮できます。

 元々、こちらのお料理には小麦粉が少量入るのですが、小麦粉の代わりに米粉で作りました。

 そしてバッカラ ヴィチェンツァ風は伝統的に合わせる食材はポレンタです。ポレンタとはとうもろこし粉でできています。

 とうもろこしと言っても、夏に茹でてかじる甘くて美味しい味わいとは異なります。甘くないので料理に合わせやすいです♪ポレンタは出来上がりはトロトロと滑らかな食感が美味しいのですが、少し経つと固まってきます。固まってきたら切って焼いて食べる事もできます。

 私はいずれにしてもトロトロのポレンタも固まったポレンタも両方ともファンです(笑)冬には必ず食べたくなる食材です♪

 初めてポレンタを食べる生徒さんが殆どでしたが皆さん、「ポレンタおいし〜♪」、「トロトロしてて食べやすい♪」とおっしゃって下さいました。

 ポレンタはグルテンフリーなのでイタリアでもグルテン不耐症の方だけでなく、美容や健康に意識が高い方にも人気があるんじゃないかなと思います。

 特に北イタリアの食文化なので、北でよく食べられています。南の人はポレンタを食べる北のイタリア人の事を「ポレンタ野郎!」と言うのだとか(笑)そしたら私もポレンタ野郎だな(笑)

 ポレンタはとうもろこしの黄色がお皿を華やかにしてくれます。見てるだけでも元気になるのに食べるともっと元気になっちゃいます。

 バッカラのヴィチェンツァ風 とうもろこし粉のポレンタで作る冬に食べたくなる料理というお話でした。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

2024年 4月5月6月 美容イタリアン3ヶ月講座はこちらから
https://ilfiore-yuko.com/biyou-3

コメント

タイトルとURLをコピーしました