今日はトスカーナの黒キャベツの話 カーヴォロ・ネーロって何ですか?というお話です。
最近は地元野菜が集まる大きな野菜直売所にいくと珍しい野菜が売っている時がありますね。私は地方に旅行に行った時は必ず道の駅によります。地元の名産の野菜を見るのが好きです。たまに、イタリア野菜も売られています。
見つけると嬉しくて、必ず買ってしまいます。今日は小平の野菜直売所で見つけた黒キャベツのお話しです。
カーヴォロ・ネーロって何ですか?
カーヴォロ・ネーロって何ですか?と思われる方もいらっしゃると思います。イタリア語でcavoloカーヴォロはキャベツという意味があります。neroネーロは黒という意味があります。なのでカーヴォロ・ネーロは黒キャベツという意味です。日本ではあまり馴染みのない野菜ですね。
イタリアには私たちが食べ慣れているキャベツもあるのですが、黒キャベツや葉がちりめん状に縮れているキャベツや芽キャベツなどがあります。初めてイタリアでちりめんキャベツをお家で調理した時に、サラダにしたのですが、かたくってとっても食べられた物ではありませんでした(笑)
実はちりめんキャベツは加熱して食べるキャベツだったのです(涙)知らなかったから、わー、ちりめんキャベツって美味しそうって思い、思いっきり生のまま頬張りました(爆笑)
トスカーナ州の黒キャベツ
カーヴォロ・ネーロはトスカーナ州で食べられる野菜です。やはり黒キャベツもちりめん状の葉なのですが、結球するキャベツではなく葉キャベツです。色は濃い緑です。いかにも体に良さそうです♪カーヴォロ・ネーロは冬野菜なので、見ると冬が来たな〜という感じです。
カーヴォロ・ネーロの食べ方
カーヴォロ・ネーロの葉が硬いので加熱して食べます。
トスカーナ州では冬の料理、リボリータに入ってます。硬くなったパーネ・トスカーナ(トスカーナ州の塩なしパン)と野菜を煮て作るパンのスープです。そこにカーヴォロ・ネーロが入ります。なくてはならない存在です♪
また、ズッパ(スープ)やミネストローネにも入ってます。茹でてペースト状にしてパスタソースにしたり、リゾットなどでも美味しいです。
もし、お家で黒キャベツを食べてみたい方はパンチェッタと一緒に炒めたり、スープに入れていただくと美味しく頂けます。
今日はトスカーナの黒キャベツの話 カーヴォロ・ネーロって何ですか?というお話しでした。参考にして頂けたら嬉しいです。
youtubeでもお話しさせて頂いてます。よろしかったらご覧下さい。
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