サルデーニャ島の料理って何ですか?
ちょっと変わったイタリア料理を食べてみたい。イタリア本土以外ではどんな料理があるのかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ローマやミラノがあるイタリア本土にはカルボナーラやラザニアなど皆さんも聞いたり食べた事がる料理があります。しかし、イタリアの島にはどんなお料理があるでしょうか?イタリアにはサルデーニャという島があります。今日はサルデーニャ島の料理と名物のセアダスの魅力のお話です。
サルデーニャ島の料理は本土とは違うのかしら?
サルデーニャ島もイタリアだから本土と同じ料理を食べているのかな?また、島だから料理もイタリア本土とは違うのかしら?とイタリア好きの方は気になる事もあるかも知れません。
サルデーニャ島の料理はどんなのがあるのかな?
綺麗な海に囲まれていて自然が豊かなのがサルデーニャ島です。島ならでは美味しいものがたくさんありそうですね。
長寿の島の食文化
サルデーニャ島は長寿の島として知られています。世界でも100才以上の人が多く住む地域の一つです。
私は以前、サルデーニャ島に料理研修に訪れた時に理由がわかったような気がしました。サルデーニャ島は空気も美味しく海も綺麗で自然豊かでのんびりとした島です。暮らしてる人も穏やかでとても親切でした。
料理はかんたんで手軽にできる物が多く、陸からは野菜や肉、米、小麦、オリーブオイル、ワインなどが作られ、海からは新鮮な魚介があり、美味しい塩まで作られます。これらの食材をほぼ全て手作りされているご家庭にもお邪魔させていただいた事もあります。
健康には心の豊かさと食事は大きく影響すると思います。自然の食材と環境に恵まれてるので体の中から綺麗で心にも伝わり長生きできるのかも知れないなと思います。
サルデーニャ島はパスタやパンでもちょっと変わっている魅力的な物がたくさんあります。
先日、結婚記念日だったので自由が丘にあるセアダスフラワーカッフェに家族で行ってきました。頂いたお料理と共にサルデーニャ料理をご紹介させて頂きたいと思います。
パーネカラザウ
セアダスフラワーカッフェさんで頂いたパーネカラザウです。薄くてパリパリとした食感です。
昔、訪れたサルデーニャ島のパーネカラザウ工房の写真です。オーガニックにこだわって作ってらっしゃる家族経営の工房でした。
パーネカラザウは薄く伸ばした生地を丸く切って石窯で焼きます。石窯の中に生地が入るとプク〜っと膨れるのです(笑)中が空洞なので剥がして2枚にしたうちの1枚です。
次はフレーグラという「魚卵」という意味のパスタです。
粒々の形なので食感が楽しいです♪サルシッチャと一緒に頂きました。
こちらの詰め物をしたお料理はパナディーナといいます。おにぎりサイズです。サルデーニャ島で食べ逃してしまったので食べれてよかったです。この日は中に豆と空豆や乾燥そら豆が入ってました。素朴で本当に美味しいです。
豆のトマト煮もシンプルで美味しいお料理です。サルデーニャ島では豆もたくさん食べます。
そしてサルデーニャ島のお菓子というとセアダスは外せません!(笑)中に羊のチーズやモッツァレッラチーズを詰めて揚げます。たっぷりと蜂蜜をかけて頂きます。
伝統的にはミルトというサルデーニャ島の木の花から取れる蜂蜜をかけて頂きます。セアダスは写真は小さめですが大きいサイズもあります。でも、サルデーニャ島はたくさんのご馳走の後のドルチェなのでサイズ的にはこぶしサイズ位で大満足です。小さくてもボリューム満点です(笑)
切ると中からとろ〜りチーズが溶け出すシステムです(笑)
サルデーニャ料理が食べられるお店
お料理のお写真は今回は全て自由が丘のセアダスフラワーカッフェで頂きました。
毎年、サルデーニャ島に行かれてマンマやレストランのシェフからお料理を培われてるそうです。
サルデーニャ島で日本のセアダスフラワーカッフェは人気だそうです♪サルデーニャ島から遊びに来るサルデーニャ人も食べに来られるそうです。
日本で故郷のお料理が食べれたら嬉しいですよね♪
今回は結婚記念日だったので娘が帰りにサプライズで手作りのハートのマスコットをプレゼントしてくれました。
私のはピンクで夫のは水色でした。
二つくっついてハートになるように考えてくれたようです。お店の方には特に結婚記念日とは伝えてなかったのですが、娘のそんな姿を見て最後にお心遣いをいただいてしまいました。サルデーニャ島の美味しいお料理とアットホームな雰囲気でサルデーニャにいるようでした。
セアダスを始め美味しいお料理をご馳走様でした。
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