メーカーさんで大分変わる米粉の吸水率 2つのメーカーさんで比べてみましたというお話しです。
最近、ネットのレシピで米粉を使ったお料理をしたけどどうも上手く行かなかった。という方もいらっしゃるかもしれません。お教室にも本やネットのレシピでは上手くいかなかったからという理由でいらしてくださる方もいらっしゃいます。
きちんと米粉や水分を量っているのにどうして失敗しちゃったんだろう?という事もあるかもしれないですね。
1つの原因として米粉はその米の品種や製粉時のでんぷん損傷により吸水率がかなり事なります。
比べてみたいと思います。
右の米粉はマゴメというメーカーさんのお米の粉です。米粉に対して同量の水を加えてます。見た感じはサラサラとしています。
この米粉は微細であまり水分を吸収しないタイプです。
粉の状態でもとっても粒子が細かいです。指で米粉を摘んですりすりしてみても、触った感覚があまりありません。パウダー状です。
マゴメのお米の粉でケーキを焼くととってもふわふわになります♪
そして右の米粉は石川ファームさんの米粉です。石川ファームさんの米粉には粒子の粗いタイプの米粉と微細米粉があります。
今回は粒子の粗いタイプで実験してます。
米粉に同量の水分を足したらドロドロとした感じになりました。
また、指で米粉を摘んで状態で触ってみると、粒子を指先で感じる事ができる位粗いです。ザラザラ感があります。
このように同じ米粉の量に同量の水分を入れても左はサラサラで右はドロドロという具合に大分、状態が変わります。
その為、ケーキやパンを作ると出来上がりの状態も変わります。
サラサラとしたタイプのマゴメのお米の粉はパンやお菓子に向いてます。
また、粒子が粗い石川ファームさんの粉はシチューやホワイトソースを作る時のとろみ付に向いてます。
パンやお菓子を作ることはできないという事ではありません。しかし、吸水率の低い米粉でパンやお菓子を作る方がとふわふわになります。米粉の初心者の方はレシピだと吸水率の低い米粉を使うのが作りやすいと思います。
吸水率の高い米粉だとパンやお菓子は水分量の調節が難しい場合があります。
メーカーさんで大分変わる米粉の吸水率でした。
2つのメーカーさんで比べてみましたが比べると使われる米粉の状態がわかるようになります。
もし、米粉パンや米粉ケーキが上手く行かなかったという場合は米粉の吸水率が関係していたかもしれません。
マゴメのお米の粉も石川ファームさんの米粉もとてもお気に入りのメーカーさんです。
もし、ご自身で使われている米粉がどっちのタイプかなと知りたい方は実験してみるのもいいかもしれませんね。
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