今月の愛されおしゃれイタリアンではヴェネット州のお料理を作ります。
Pasticcio di pesce zuppaという魚介のラザニアを作ります。小麦粉の代わりにグルテンフリーの米粉で作る手打ちパスタを作ります。手打ちパスタはラザニアシートです。そして、ホワイトソースも米粉で作ります。
今月は米粉で手打ちパスタやホワイトソースを作る時のコツをお伝えいたします。米粉を使うと手打ちパスタもホワイトソースも小麦粉を使う時とまるで違う作り方です。実はもっと楽に作れます。
お肉のラザニアも美味しいですが魚介のラザニアも魚介の旨味たっぷりです♪
「pasticcio」という言葉は、ラテン語の「pasticium」に由来しているそうです。
アピキウスの「De coquinaria」という料理帖にも書かれていたようです。アピキウスは古代ローマの美食家です。因みにアピキウスの料理帖は西暦4~5世紀の間に書かれた古代ローマ・ローマ帝国時代の調理法・料理のレシピを集めた料理書籍です。実際にはアピキウスは4名いたという説もあります。
pasticcioはイタリア語でパイ、オーブンを用いるパスタ料理という意味があります。レッスンでは小麦粉の代わりに米粉を使います。魚介と米粉のラザニアシート、米粉ホワイトソースを重ねて焼きます。
魚介の種類はアサリ、スズキやタラなどの白身魚、エビ、タコ、イカなどが入ります。
お好みの魚介を2、3種類入れると美味しくなります。
魚介の内、1種類は貝類を入れると旨味のブロードがよく出るのでおすすめです。今回はムール貝を入れます。美味しいブロードがたっぷり出ます。
今回はトマトソースやトマトペーストは使いませんでしたが入れて作る事もできます。EVオリーブオイルでニンニクやパセリをソテーしてお好みの魚介を炒めます。今回は蒸します。魚介から出た美味しいブロード(出汁)をホワイトソースにたっぷり入れます。
チーズを入れませんが旨味の入ったホワイトソースが美味しいです。もし、チーズを入れる場合はモッツァレッラやリコッタなど優しい味わいのチーズがおすすめです。
ラザニアシートも手作りで手が込んだお料理です。焼く前の状態まで作って容器ごと冷凍できます。クリスマスイブやご家族との特別な日に頂きます。
早速、本日のオンラインで作りました。熱々の米粉のホワイトソースなので出来立てはとろとろです♪
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