今年のおせちはどうしよう？いろいろあり過ぎて選べない。という方もいらっしゃるかと思います。
イタリアンおせちを始める前までは毎年、和風おせちを作ってみたり、購入してみたりしてどれがいいか色々とあって選ぶだけでエネルギーを使ってました（笑）
イタリアンおせちを作ってからはご参加の皆さんから和風のおせちより洋風おせちの方がいいとか、毎年、おせちは同じだから変わったのが食べたい、買うのより美味しいからここで作って持ち帰ります。とか嬉しいお声を頂いています。
イタリアンおせちの弐の重のご紹介です。カッポンマーグロというサラダの女王とも呼ばれる魚と野菜のご馳走料理を作ります。これはクリスマスや四旬節、イースターなどの時に作られます。
元々は漁師が船の上で食べたり、貴族が宴会をしたあとの残った料理を再利用して作った料理でご馳走という印象はありません。しかし、時を経て今のようなパンや野菜、魚介をふんだんに使った料理に変わって行きました。
カッポンマーグロにはパンが入ります。バケットでもいいのですがガレッタというリグーリア州の乾燥した硬いパンです。船乗りが船の上で長期の船旅も大丈夫なように保存ができる目的で作られました。ビネガーなどに浸して柔らかくした物が使われています。
４年前にリグーリア州のレストラン研修の時のカッポンマーグロの仕上げの様子です。
盛り付けはパンや野菜、魚介を積み上げて行きます。もう、完成かな、えっ、まだ、何か散らすのかな（笑）？とかワクワクが止まらない素敵な仕上げでした♪
是非、ご覧頂けたら嬉しいです。
リグーリア州のジェノバのお料理ですが、どのレストランでも食べられる気軽な物ではありません。手間暇が掛かり野菜や魚介をふんだんに使いますのでメニューにないお店の方もたくさんあります。
とっても美味しいカッポンマーグロを教えて頂いたので、一緒に同行してくださったイタリアの方も「Buono〜♪」と本当に美味しそうな表情で召し上がられてるのを見て、印象に残ってます。
盛り付けも素敵ですが、お味も素晴らしくソースが食材を調和してくれます。他の料理とは違う特別感を感じました。
そうです！イタリアンおせちの弐の重はこのカッポンマーグロを作ります。
お重に盛り付けします。４人前ずつ食材が重なってます。
健康な方でしたらお正月位は何でも好きな物を食べていいかなと思いますが、お野菜や魚介がたくさん入ってますので胃もたれなしのヘルシーなご馳走料理です♪
今年のイタリアンおせちの詳細はこちらから
大晦日12/31金 お重４人前お持ち帰りイタリアンおせち
12/30金 オンライン材料付きイタリアンおせち
コメント