今週末は愛されおしゃれイタリアンのオンラインレッスンがあります。
リグーリア州のお料理でトルタ パスクワリーナを作ります。
キリストの復活祭、パスクワで食べられるお料理です。パスクワの時にはリグーリア州だけでなくイタリア全土で食べられています。
中はほうれん草とリコッタチーズが主体です。おいしそうでしょ~(笑)
リコッタチーズが入手困難な場合はスーパーのカッテージチーズや水切り豆腐で代用して頂けます。
水切り豆腐でも十分、おいしいです。リコッタの代りに豆腐にするとさっぱりとヘルシーに食べられます。
そして欠かせないのが卵です。卵は生まれる(再生)とか復活のシンボルなので、パスクワの近くになると卵型のチョコレートやお菓子がお店では売られています。
日本の輸入食材店でもパスクワの頃に売られていますね。パスクワとは英語ではイースターの事になります。
中に詰め物をしたお料理って見ているだけで難しそうに見えます。しかし、元々、周りの生地はドライイーストなどが入らない発酵しないタイプの生地なので粉と水分を混ぜて丸めるだけでOKです。
生地をパイのように作ります。
伝統的には生地を薄く伸ばして、本来はキリストがはりつけになった年齢と同じ33枚の生地で作るようです。しかし、こんなにたくさんは難しいので4枚程度で作る場合もあれば8枚とか、10枚ぐらいで作られています。
今回は腸にやさしい米粉も入ってます。
米粉を入れると捏ねてすぐに伸ばすこともできますし、何より食感がクロッカンテでカリカリッとしてます♪小麦粉の風味も感じられてパスクワの時に食べて貰いたいな~♪というお料理です。
写真は以前、リグーリア州で食べたトルタ パスクワリーナです。
フィリングはカルチョーフィで作られています。カルチョーフィとは朝鮮アザミの事です。イタリアではとってもお馴染みの食材です。
トルタ パスクワリーナのフィリングはほうれん草やビエトラ、カルチョーフィなどが使われるようです♪
因みに今年2022年のパスクワは4月17日です。
春分のあとの最初の満月のあとの最初の日曜日がパスクワです。毎年、パスクワの日は変わります。
イタリアの方々も今年のパスクワは家族でおいしいお料理を囲めますように。
Youtubeにメニューのひとつトルタ パスクワリーナについてお話させて頂いてます。
よろしかったらご覧下さい。
愛されおしゃれイタリアンの詳細はこちらから
https://ilfiore-yuko.com/cucina-2
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