小麦粉の代用を米粉でする場合は同量で良いのでしょうか?生徒さんからのご質問というお話です。
先日のレッスンの時に生徒さんから、小麦粉を使う料理は全て米粉で同量でできますか?というご質問を頂きました。
生徒さんの中には今は小麦粉はお家になく、米粉を置いてます。という方々もいらっしゃいます。質問くださった生徒さんは同量で料理やお菓子を作れるのかなと思われたようです。
グルテンを減らしたい方やグルテンを控える事で美容効果も期待できますし、腸内環境改善効果も期待したいという方は米粉を使ってみたいかなと思います。
私もお家に小麦粉はなく、米粉でほとんどの料理やお菓子、パンに代用して作ってます。
実は米粉で同量で代用できる料理もあれば、量を調節する必要があるものもあります。
私としては米の吸水性で代わってくるかなと思います。
米粉はメーカーさんや米のアミロース含有量によっても性質が代わります。
例えば料理のとろみずけの場合についてです。
ホワイトソースに大さじ2の小麦粉を使うととろみが付くという場合があったとします。2種類の米粉があって、一方は同量で大さじ2でとろみがついても、もう一方の米粉では大さじ2ではとろみがつかない場合があります。
これは米粉の吸水性の違いによります。
とろみがつかないから米粉を料理に使えないというのではなくて、とろみがつかなかったら少量ずつ足してとろみをつけて頂く事ができます。
また、スポンジケーキを作る場合でも米粉の粒子が細かく吸水性の低い米粉だと小麦粉と同量でもふわふわにできる事もあるのですが、吸水性の高い米粉だともっちりとしたちょっと重い仕上がりになるかと思います。
イタリアにはヘーゼルナッツやアーモンドがたっぷり入るケーキもあります。そういう場合は小麦粉を少量使う事もあります。私は小麦粉を少量使うレシピではどんなタイプの米粉でも気にせずに使ってます。吸水性の高い米粉を使ったとしてもかえって、しっとりと美味しい仕上がりになります。
今までの話をまとめると、小麦粉の代用で米粉を使う場合は同量でもできるものもあれば、米粉の量を調節する必要のものもありますね。
私はいつもマゴメのお米の粉を使ってますが、料理や菓子作りにも使いやすいかなと思います。
小麦粉の代用を米粉でする場合は同量で良いのでしょうか?生徒さんからのご質問というお話でした。ご参考にしていただけたら嬉しいです。
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