イタリアの手打ちパスタ
イタリアの手打ちパスタを食べたことがありますか?イタリアのは各州にその土地ならではの手打ちパスタがあります。365日毎日日替わりで違う種類が食べられるほどです(笑)
手打ちパスタはお教室でもよく作ります。もっちもっちの食感とそれぞれのパスタの味わいや風味、食卓に出すと特別感があります(笑)乾麺とはまた違ったおいしさです。
手打ちパスタの南部と中部、北部の違い
イタリア各州で独特な手打ちパスタがあります。大きく分けて手打ちパスタの南部と中部、北部の違い。南の手打ちパスタは卵が入らないタイプ。中部の手打ちパスタや卵が入ったり入らなかったり(笑)北部は卵と小麦粉で作る手打ちパスタとに分けられます。。
色で見分ける違い
左は南部の手打ちパスタオレキエッテの生地でセモリナ粉と水で作ってます。南イタリアはセモリナ粉の産地でプーリアでも平野が多いので作られます。セモリナ粉はやわらかいレモンイエロー色をしています。
北部では軟質小麦が作られています。中部では軟質小麦だけで作る事もあります。また、卵を入れたりします。白だったり、うす黄色だったりします。
北部はガッツリ卵が入りますので黄色になります。
セモリナ粉って何ですか?
セモリナ粉って何ですか?聞いた事がある方もいらっしゃると思います。レモンイエローで硬質小麦の事を言います。主に南イタリアで作られています。
セモリナ粉は粒が固く、タンパク質の量が多いです。強く跳ね返ってくるような食感です。セモリナ粉とはイタリア語で粗挽きという意味があります。
セモラ(ファリーナ ディ セモラ)→セモラート→ファリーナ ディ セモラ(セモラ・リマチナータ)という順で挽きが細かくなります。
真ん中が中部の手打ちパスタです。ピチというトスカーナ州の手打ちパスタ生地で、小麦粉と塩と水で作ってます。そして右がタリアテッレの生地で卵と小麦粉だけで作ってます。
粉が誓うので食感や味が変るのも楽しいです。また手打ちパスタならではのもちもち感がたまらないのです♪
手打ちパスタの捏ね方
今までにもしかしたら手打ちパスタを作った事がある方がいらっしゃるかもしれません。
昔、イタリア料理留学に行く前に本を見ながら一生懸命に手打ちパスタを作った事があります。
しかし、残念ながらいくら作っても上手くいきませんでした。今、思い返せば捏ねる所からそもそも違ったのだと思います。
もし、ご自宅で手打ちパスタを作ったけど上手くいかなかった方は是非、春原由子のYoutube動画をご覧下さい。よろしかったらチャンネル登録もお願い致します。
南イタリアのセモリナ粉で作る手打ちパスタの捏ね方になります。
こちらから。
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