アスパラは女性は好きな方が多いかと思います。
イタリアでも春は欠かせない食材です。土から空に向かって真っ直ぐ伸びる上昇のエネルギーを持つ野菜です。
ヴェネット州のバッサーノ デル グラッパという所の太くて立派な白アスパラは有名です。太い物は切った断面が500円玉くらいです♪
皮をむいて長い時間茹でてると柔らかくて甘くておいしい出来上がりになります。ロンバルディア州やリグーリア州では紫アスパラが作られています。
また、イタリアではグリーンアスパラもよく食べられます。アスパラジーナと言って細くて長い野生のアスパラもあります。見た目は華奢ですが野生の味わいがあるのが特徴です。
アスパラアスパラは3月~6月くらいに出て、丁度、パスクワの時が旬なのでアスパラ料理も作られています。
パスクワでは卵料理をしますので卵とも相性が良く黄色とグリーンの春らしいお料理が出来上がり(笑)
マクロ美イタリアンで作る場合はやわらかい食感のお豆腐を使ってアスパラ料理を作るのもおいしいです。
もう、アスパラも終わりに近いですが、スーパでもにグリーンや紫、ホワイトアスパラを見ると目にとまります♪
アスパラは茹でる、焼く、揚げても、美味しいです。他の食材と合わせる事もありますがイタリアだとリゾットや卵料理に入れたり、焼いて食べたりとたっぷりとアスパラが入り、お味を生かした料理を作られている印象です。
こんなおいしい野菜ですが、アスパラの効能って何ですか?って思われる方もいらっしゃるかもしれません。
アスパラの効能はむくみ予防、疲労回復、解毒、免疫力アップに効果が期待できます。
特に梅雨の時は気温差があったりと身体の疲れもたまりやすく、むくみでお悩みがある方もいらっしゃるかもしれません。
アスパラには利尿作用があり、むくみを予防する効果が期待出来ます。
疲れると手足がパンパンにむくんでしまう方はアスパラを食べて頂くのもよろしいかと思います。また、アスパラを塩茹でする前に、皮や固い部分を取り除いて茹でられると思います。取り除いた皮や茎の下の部分も捨てないでアスパラを茹でる前に茹で汁に入れて15分~30分位出汁をとります。出汁が取れたら皮や茎を捨てます。
長いアスパラを茹でたい場合は大きめのフライパンがおすすめです。あまりたっぷり水を入れないで最初に茎や皮で出汁を取ってから、アスパラを茹でていだくと茹で汁もおいしいクリアースープになります。ちょっと白コショウを振ります。
心も身体もホッとするスープになりますよ(笑)
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