プロフィッテロール 積み上げて作る華やかな米粉シュークリーム 腸内環境に優しいグルテンフリーお菓子というお話です。
米粉を使ったシュークリームを作ってみたいけど難しそう？とか、腸内環境に優しいグルテンフリーでお菓子を作ってみたいなという方もいらっしゃるかもしれません。
私も以前は米粉でシュークリームってできるのかなと思っていました。米粉のシュー生地が難しそうでちゃんと膨らむのかなと思ってました。
イタリアにはプロフィッテロールという小さなシュークリームを積み上げて作るお菓子があります。小さいシュークリームにチョコレートをかけて山積みなので見ているだけでワクワクするお菓子です（笑）
見るといくつ食べられるかな？なんて頭の中ではそんな事ばかり巡ってます（笑）
１月のレッスンでは積み上げて作る華やかな米粉シュークリームを作ります。小麦粉の代わりに米粉を使い、白砂糖の代わりに甜菜糖で作ります。腸内環境に優しいグルテンフリーお菓子です。
イタリアではお祝いの時に食べられています。
シュー生地の中は生クリームやカスタードがありますがレッスンではカスタードで作ります。レモン風味にしますが、この季節の柚子風味のカスタードで試作もしましたがそれもとっても美味しかったです。日本の香りでよかったです。
歴史的にはプロフィッテロールは元々は小さな硬くなったパンに肉などを詰めてポタージュに入れてスープ仕立てで食べられていたようです。ドルチェではないので全く別の食べ物でした。
甘いプロフィッテロールが食べられるようになったのはイタリアから持ち込まれたという説があります。
プロフィッテロールはフランスが発祥とされていますが、実はイタリアからの逆輸入だったようです。１５世紀にフィレンツェのメディチ家の料理人がシュー生地を作りました。フランス国王アンリ２世にメディチ家から嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスによりフランスに持ち込まれて広められたといわれています。
シュー生地のシューとはフランス語で芽キャベツという意味があるそうです。プロフィッテロールの小さなシュークリームは確かに形が芽キャベツそっくりでかわいいですね♪
レッスンではシュー生地にもカスタードにも米粉を入れて作ります。米粉は腸内環境の改善で美肌の効果効能が期待できます。
つい油断しがちなドルチェ（デザート）ですが是非、米粉を取り入れていただけたら嬉しいです♪
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