梅肉エキスって何ですか?梅肉エキスの効果とは?青梅10kgで手作りして感じた魅力と飲み方のお話です。
梅雨になると、毎年楽しみにしていることがあります。
それは「梅仕事」です。
梅シロップや梅干し作りも楽しいのですが、今年はたくさんの青梅をいただいたので、以前から作ってみたかった「梅肉エキス」に挑戦しました。

梅肉エキスという名前を聞いたことはあっても、
「梅肉エキスって何ですか?」
「どんな効果があるのですか?」
「どうやって飲むのですか?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私自身もマクロビオティックを学ぶ中で梅肉エキスの存在を知りましたが、実際に作るのは今回が初めてでした。
たくさん梅を使ったので、想像以上に手間がかかりましたが、その分、昔の人の知恵のすごさを改めて感じる体験となりました。
今日は、梅肉エキスとは何か、そして実際に作ってみて感じたことをご紹介したいと思います。
梅肉エキスとは?昔から受け継がれてきた梅の知恵
梅肉エキスとは、青梅の果汁だけを取り出し、それをじっくり煮詰めて作る伝統的な保存食です。

梅干しとは違い、塩は使いません。
青梅をすりおろし、果汁を絞り、その果汁だけを何時間もかけて煮詰めていきます。
すると、鮮やかな緑色だった果汁がだんだん濃くなり、最後には真っ黒なペースト状になります。
見た目はまるで漢方薬のようです。
昔から日本では、梅は健康維持のために大切にされてきました。
梅干しや梅醤番茶などは、マクロビオティックを学んでいる方にはおなじみかもしれません。
梅肉エキスもその一つで、先人たちが大切に受け継いできた知恵です。
マクロビオティックでも親しまれている理由
マクロビオティックには「一物全体(いちぶつぜんたい)」という考え方があります。
これは、食べ物をできるだけ丸ごといただくという考え方です。
自然の恵みを余すことなくいただくことで、本来持っている力を生かすことができると考えられています。
梅肉エキスもまた、青梅の力をぎゅっと凝縮した保存食です。
梅肉エキスの効果とは?昔から親しまれてきた理由
「梅肉エキス 効果」と検索される方はとても多いようです。
梅肉エキスは昔から健康維持のために取り入れられてきた歴史があります。
特に季節の変わり目や梅雨時期など、体調管理が気になる時期に愛用することができます。
私自身も梅雨になると、
なんとなく体が重い
疲れやすい
食欲が落ちる
そんなことを感じる年があります。
だからこそ、この季節の梅仕事は、単なる保存食作りではなく、自分自身の体を見つめ直す時間にもなっています。
梅を手に取り、香りを感じながら作業していると、不思議と心も落ち着いてくるのです。
東城百合子先生の「家庭でできる自然療法」という本に、梅肉エキスは殺菌作用もあり腸内の有効な細菌を育て雑菌を殺しますから、腸のいっさいの病気に効きます。腹痛、胸やけ、下痢、便秘、高血圧、低血圧、心臓、腎臓、肝臓、糖尿病等によく、子供のある家庭では必ず常備してほしいものです。」また、「伝染病のはやる時は梅肉エキスを飲んでおくと感染しません。」と書かれています。
食べ物で安全なので、お子さんの症状にも良いですね。
ちなみに、娘の友達で口が腫れたお友達がいたのですが、梅肉エキスを2日ほど朝、飲みました。
腫れがひいたので自然治癒力の助けになったかもしれないですね。 梅肉エキスは年数が経てば経つほど薬効も強くなるようです。
青梅10kgで梅肉エキス作りに挑戦しました

今年はたくさんの青梅をいただきました。
正確には量っていないのですが、おそらく10kg近くあったと思います。
最初は張り切って、ひとつひとつすりおろしていました。
ところが…
すってもすっても青梅が減りません(笑)

ボウルいっぱいの青梅を見て、
「あれ?全然終わらない…」
と途中から笑えてきました(笑)
梅肉エキス作りは、想像以上に根気のいる作業です。
それもそのはず。
青梅1kgからできる梅肉エキスは、わずか20〜30g程度と言われています。
たくさんの青梅を使っても、出来上がる量はほんの少しなのです。
途中からは手作業をあきらめ、ハンドブレンダーを使うことにしました。
おかげでかなり楽になりました♪

細かくした青梅はガーゼに包み、ぎゅっと絞ります。
すると、とてもきれいな深緑色の果汁が出てきました。
この時点ではまだ爽やかな青梅の香り。
ここからさらに長い工程が始まります。
梅肉エキス作りで驚いたこと
絞った果汁は、そのまま土鍋へ。
ここからひたすら弱火で煮詰めていきます。

私は今回たくさん作ったので、3つの鍋を使って同時進行で作りました。
初めてだったので様子を見ながら作っていたのですが、気づけば6時間近く煮詰めていました。
最初は深緑色だった果汁が、少しずつ濃くなり、やがて黒く変化していきます。
まるで理科の実験をしているようでした。
鍋の前で何時間も過ごすのは大変そうに思われるかもしれませんが、実はそんなこともありません。
部屋中に梅の爽やかな香りが広がり、とても心地よい時間でした。
忙しい毎日の中で、ただ梅を煮詰める時間。
最近は何でも便利になりましたが、こうした手仕事の時間は心を落ち着かせてくれるように感じます。
そして長時間煮詰めた後に完成したのが、真っ黒な梅肉エキスです。

3つの鍋で作ったにもかかわらず、出来上がった量はほんのわずかでこれが全てです。
改めて、梅肉エキスがどれほど手間ひまをかけて作られているかを実感しました。貴重なものですね。
だからこそ、一さじ一さじがとても愛おしく感じます(笑)
絞りかすも無駄にしない梅仕事
マクロビオティックでは「一物全体」という考え方を大切にしています。
食材をできるだけ無駄なくいただくという考え方です。
今回、梅肉エキスを作る時にたくさんの絞りかすが出ました。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので、ジャムにしてみました。

甜菜糖を加えて煮詰めると、爽やかな香りの梅ジャムが完成。
甘さ控えめで、パンやクラッカーにもよく合います。生徒さんや親戚にプレゼントしました♪
梅肉エキスを作る過程で出たものまでおいしくいただけるのは嬉しいですね。
自然の恵みを余すことなくいただく。
そんな昔ながらの知恵にも改めて感動しました。
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梅肉エキスのおすすめの飲み方
出来上がった梅肉エキスは、とても濃縮されています。
そのため、そのまま食べるというよりは、お湯で薄めていただくことが多いです。
私は大豆一粒くらいの量をコップ一杯のお湯に溶かして飲んでいます。
また、暑い日は炭酸水で割るのもお気に入りです。
爽やかな酸味があり、とてもおいしくいただけます。
ただし、梅肉エキスは非常に酸味が強いので、初めての方は少量から試してみるのがおすすめです。
梅仕事をしたことがない方は、まず市販の梅肉エキスから試してみても良いと思います。
最近は自然食品店やオンラインショップなどでも購入できます。
梅雨の季節こそ楽しみたい梅仕事
梅雨というと、
雨が続く
洗濯物が乾かない
なんとなく気分が重たい
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも私は、この季節になると梅仕事ができることが楽しみになります。
青梅の香りに包まれながら手を動かしていると、季節の移り変わりを感じます。
旬の食材を使って保存食を作ることは、単に食べ物を作るだけではありません。

自然とつながる時間でもあり、自分自身と向き合う時間でもあります。
忙しい毎日の中で、ほんの少しだけ季節の手仕事を取り入れてみる。
それだけでも暮らしは豊かになるように思います。
まとめ|梅肉エキスの効果を知り、季節の知恵を暮らしに取り入れよう
今回は、青梅10kgを使って梅肉エキスを作った体験をご紹介しました。

梅肉エキスは、青梅の果汁をじっくり煮詰めて作る昔ながらの保存食です。
作るには時間も手間もかかりますが、その分、自然の恵みがぎゅっと詰まっています。
私自身、今回初めて作ってみて、昔の人の知恵の素晴らしさを改めて感じました。
もし梅肉エキスを手作りするのが難しい場合は、市販のものを活用するのも良いと思います。
季節の変わり目や梅雨の時期の暮らしに、昔ながらの知恵を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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